Intel GREAT MATRIX

Intelプロモーションキャンペーン

インテル Core i7 プロセッサーという最高峰スペックCPUのティザー、発売キャンペーンのWEBサイトとグラフィックを制作しました。

Core i7プロセッサーは、インテルの中でも今回新しく作られたデスクトップパソコン用最高スペックのCPUブランド。
QuadコアCPUにハイパースレッディングで実質8コアというもの。

僕らがお手伝いした発売キャンペーンも、自作PCを作る人向けのCPU単体売りが中心です。 
つまり、ターゲットとしてはかなりコアでテッキーな人たちになります。

今回は発売後よりも、発売前のティザーキャンペーンの方に大きめに力を割きました。
発売日の深夜では秋葉原で先行発売イベントが行われ、何百人もの人が訪れたのですが、
「発売」というある種のお祭りに向けて、ネット上も盛り上げていくというのが今回のミッション。

ティザー期間の2週間ではGREAT MATRIXというゲームを作成し、ランキングの上位ユーザーには、インテル Core i7プロセッサーをプレゼントするというランキングイベントを実施しました。

GREAT MATRIX

最高峰CPUのキャンペーンであるという、テクノロジーの先端感、すぐれた処理能力を想起させるものであることが必要です。 
GREAT MATRIXは3Dの陣取りゲームです。MATRIXの平面上をアバターを移動させ、囲んだ面積が自分の陣地になります。
一対一で戦い、広い面積をとれたユーザーが勝利します。 
また、Red5サーバーを介して他のユーザーとも対戦することができます。

blogparts_corei7_owner.jpg

オーナー認定ブログパーツ

発売後、すべてのパッケージにはこのようなシールを貼りました。剥がすと中面にシリアル番号が記載されており、
そのシリアル番号をWEBで登録すると、オーナー認定のBLOG PARTSを手にいれることができます。 

オーナー認定されたBLOG PARTSはWindowsサーバーでキャプチャーを撮り、サイト上に掲載していきました。
BLOG PARTSには通しNoが振られています。
今回のターゲット層のユーザーには、自分のマシンがハイスペックであるということを
自慢したいユーザーが多いのではないかという推論があり、その自慢ツールとして用意しました。
このブログパーツは、Blog Ring機能を持っており、ブログパーツから他のCore i7オーナーのブログにジャンプしていくこともできます。

handmade_pc_hottopics.jpg

Hot Topics

おもなターゲットユーザーが、自作PCを作成しようとするユーザーであることを踏まえ、
自作PC作成の情報共有のために関連情報のRSSをクロールして表示する仕掛けを用意しました。 

Core i7ではアーキテクチャも新しくなっており、マザーボードごと変更する必要があります。
DDR-3メモリにも対応しているので、ハイスペックを求める人はDDR-3メモリを三枚差しするとか、
グラフィックボードの2枚差しとか、より高速なマシンを求めてのTIPSが色々あり、
そういった情報や、新製品などの情報もこのサイト上で提供し、自作PCユーザーのニーズに応えるよう、努力しました。

corei7_howtomake.jpg

作ってみよう

さらに、Core i7マシンを自作する方法を丁寧に解説したページも作成。 
これを見ると、経験ない人でも作れるはずというレベルで詳しく説明しています。

corei7_poster_x.jpg

グラフィック

グラフィックも作成。 発売記念イベントでは秋葉原の一角がこのグラフィックだらけに。
T ZONEには縦横5m以上はあるだろう巨大な看板で掲載されました。


Launch

2008/10

Category

Web, Graphic

Client

インテル株式会社

Credit

Agency: Dentsu

Production: The Strippers, Shedつみき

Creative Director: Hisayoshi Tohsaki

Art Director: Tomoki Tachibana

System Programmer: Otsuka Tomohiro

Flash Programmer: Hisayoshi Tohsaki, Youichi Saito, Kensuke Amano

Designer: Tomoki Tachibana

Production Manager: Genichirou Miyata

CG: Genichirou Miyata

Musician: Munetaka Sakamoto